2017年5月30日火曜日

聖書からの約束:御霊

聖書からの約束:
御霊 Holy Spirit


今すぐ、あなたがたにわたしの霊を注ぎ、あなたがたにわたしのことばを知らせよう。 ■ 箴言1:23

わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。
その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。 ■ ヨハネ14:16-17

「わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」
これは、イエスを信じる者が後になってから受ける御霊のことを言われたのである。イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、御霊はまだ注がれていなかったからである。 ■ ヨハネ7:38-39

しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。 ■ ヨハネ16:13

2017年5月25日木曜日

聖書からの約束:苦難のときの助け

聖書からの約束:
苦難のときの助け Help in Troubles


正しい者の救いは、主から来る。苦難のときの彼らのとりでは主である。 ■ 詩篇37:39

主は盲人の目をあけ、主はかがんでいる者を起こされる。主は正しい者を愛し、 ■ 詩篇146:8

主はいつくしみ深く、苦難の日のとりでである。主に身を避ける者たちを主は知っておられる。 ■ ナホム1:7

その人は倒れてもまっさかさまに倒されはしない。主がその手をささえておられるからだ。 ■ 詩篇37:24

あなたは私の隠れ場。あなたは苦しみから私を守り、救いの歓声で、私を取り囲まれます。 ■ 詩篇32:7

あなたは私を多くの苦しみと悩みとに、会わせなさいましたが、私を再び生き返らせ、地の深みから、再び私を引き上げてくださいます。 ■ 詩篇71:20

わがたましいよ。なぜ、おまえは絶望しているのか。なぜ、御前で思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。私の救い、私の神を。 ■ 詩篇42:11

この身とこの心とは尽き果てましょう。しかし神はとこしえに私の心の岩、私の分の土地です。 ■ 詩篇73:26

2017年5月22日月曜日

『わたしたちが一つであるように・・・』第4回会合

T・オースティン・スパークス
『わたしたちが一つであるように、彼らも一つであるために』
フィリピン、マニラ、1964年
That They May All Be One, Even As We Are One.
Manila Philippines, 1964

会合4 — 『イエス・キリスト、わたしたちの主であり、また彼らの主』
Meeting 4 - "Jesus Christ... Both Their Lord and Ours"

第4会合
(1964年2月3日午後)

愛する友よ、あまり長いあいだ、皆さんを留め置くつもりはありません。本当に、今夜はあまり多くを語るつもりはないのですが、ひとつだけ、言いたいことがあります。それは、この愛餐会が与えてくれた機会に、どれだけ感謝しているかということです。この場で、キリストにあるたくさんの愛する兄弟姉妹たちと出会う機会をいただきました。私は、自分がフィリピンに来たから、この愛餐会が催されたなどと、うぬぼれる気持ちはありません。それでも、これほど多くの方々が集うことができたのは、間違いなく、大きな祝福だと思っています。おそらく、このような機会でもなければ、これほど大勢の方がこうして集まることもなかったでしょう。兄弟たちには、この会の準備を整えていただいたことに感謝いたします。昨夜、ここで話していたとき、700人以上の方が、この宴の場に会すると聞いても、とても信じられなかったと思います。そして、今日はすばらしい宴でしたが、集まってくれた方たちよりも、もっとすばらしいもの、この宴より、もっとすばらしいものがあるのです。それは、この会場に集ったひとり一人の心の中にあるキリストの愛です。

2017年5月20日土曜日

『わたしたちが一つであるように・・・』第3回会合

『わたしたちが一つであるように、彼らも一つであるために』

T・オースティン・スパークス
フィリピン、マニラ、1964年

会合03『イエスは、その愛を残るところなく示された』 
第3回会合
(1964年2月2日午後) 

ヨハネの福音書、第13章1~20節より、数節を読むことにします。明日の夜は、愛餐会があるというお知らせを聞かれたと思います。しかし、本当の愛餐会は今夜であると言わせていただきたい。私たちは皆、主の食卓とは、神の愛が完全に現れるところであることを信じています。今夜、私たちが歌った聖歌はすべて、神の愛に関するものでした。主の食卓を囲んで歌う聖歌がありました。この食卓は、私たちにキリスト・イエスにある神の愛について、いつも語ってきました。今、読んだこの章の中で、主は初めて、ご自身の食卓について記しています。主が弟子たちとこの食事の席を囲んで集まったのは、初めてのことでした。この章がどのように始まるか、気付いたでしょうか?『さて、過越の祭りの前に、この世を去って父のみもとに行くべき自分の時が来たことを知られたので、世にいる自分のものを愛されたイエスは、その愛を残るところなく示された。』

すなわち、この食卓で、主は自分のものへの愛を書き留めました。具体的には、主はこう言われました、『これから皆で飲食をするこの食卓は、あなた方に対する私の愛がかたちをとったものです。世にいる自分のものを愛された主は、その愛を残るところなく示されました。』そして、後に続くこの章全体が、その愛を説明しています。この20節の中に、主の愛を説明する7つのポイントがあることを、これからお話ししますが、7つもあるとは長い説教になりそうだと、うんざりしないでください。このキリストの愛の7つの特徴を手短に、示してゆきたいと思います。

聖書からの約束:咎

聖書からの約束:
咎 Guilt


もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。 ■ 1ヨハ1:9

悪者はおのれの道を捨て、不法者はおのれのはかりごとを捨て去れ。主に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。私たちの神に帰れ。豊かに赦してくださるから。 ■ イザヤ55:7

あなたがたの神、主は、情け深く、あわれみ深い方であり、もし、あなたがたが主に立ち返るなら、あなたがたから御顔をそむけるようなことは決してなさいません。 ■ 2歴代30:9

東が西から遠く離れているように、私たちのそむきの罪を私たちから遠く離される。 ■ 詩篇103:12

たとい自分の心が責めてもです。なぜなら、神は私たちの心よりも大きく、そして何もかもご存じだからです。 ■ 1ヨハ3:20

なぜなら、わたしは彼らの不義にあわれみをかけ、もはや、彼らの罪を思い出さないからである。 ■ ヘブル8:12

だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。 ■ 2コリ5:17

2017年5月15日月曜日

聖書からの約束:導き

聖書からの約束:
導き Guidance


あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから「これが道だ。これに歩め。」と言うことばを聞く。 ■ イザヤ30:21

この方こそまさしく神。世々限りなくわれらの神であられる。神は私たちをとこしえに導かれる。 ■ 詩篇48:14

人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。 ■ 箴言16:9

人の歩みは主によって確かにされる。主はその人の道を喜ばれる。 ■ 詩篇37:23

農夫を指図する神は、彼に正しく教えておられる。 ■ イザヤ28:26

潔白な人の道は、その正しさによって平らにされ、悪者は、その悪事によって倒れる。 ■ 箴言11:5

あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。 ■ 箴言3:6

わたしは盲人に、彼らの知らない道を歩ませ、彼らの知らない通り道を行かせる。彼らの前でやみを光に、でこぼこの地を平らにする。これらのことをわたしがして、彼らを見捨てない。 ■ イザヤ42:16

しかし私は絶えずあなたとともにいました。あなたは私の右の手をしっかりつかまえられました。あなたは、私をさとして導き、後には栄光のうちに受け入れてくださいましょう。 ■ 詩篇73:23-24

2017年5月10日水曜日

聖書からの約束:増し加わる恵み

聖書からの約束:
増し加わる恵み Grace, Growth in


あなたがたが多くの実を結び、わたしの弟子となることによって、わたしの父は栄光をお受けになるのです。 ■ ヨハネ15:8

私は祈っています。あなたがたの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ豊かになり、 ■ ピリピ1:9

イエス・キリストによって与えられる義の実に満たされている者となり、神の御栄えと誉れが現わされますように。 ■ ピリピ1:11

私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。 ■ 2コリ3:18

主は私にかかわるすべてのことを、成し遂げてくださいます。主よ。あなたの恵みはとこしえにあります。あなたの御手のわざを捨てないでください。 ■ 詩篇138:8

義人の道は、あけぼのの光のようだ。いよいよ輝きを増して真昼となる。 ■ 箴言4:18

この福音は、あなたがたが神の恵みを聞き、それをほんとうに理解したとき以来、あなたがたの間でも見られるとおりの勢いをもって、世界中で、実を結び広がり続けています。福音はそのようにしてあなたがたに届いたのです。 ■ コロ1:6

キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。
ですから、成人である者はみな、このような考え方をしましょう。もし、あなたがたがどこかでこれと違った考え方をしているなら、神はそのこともあなたがたに明らかにしてくださいます。
それはそれとして、私たちはすでに達しているところを基準として、進むべきです。 ■ ピリピ3:14-16

終わりに、兄弟たちよ。主イエスにあって、お願いし、また勧告します。あなたがたはどのように歩んで神を喜ばすべきかを私たちから学んだように、また、事実いまあなたがたが歩んでいるように、ますますそのように歩んでください。 ■ 1テサ4:1

兄弟たち。あなたがたのことについて、私たちはいつも神に感謝しなければなりません。そうするのが当然なのです。なぜならあなたがたの信仰が目に見えて成長し、あなたがたすべての間で、ひとりひとりに相互の愛が増し加わっているからです。 ■ 2テサ1:3

こういうわけですから、あなたがたは、あらゆる努力をして、信仰には徳を、徳には知識を加えなさい。 ■ 2ペテ1:5

義人は自分の道を保ち、手のきよい人は力を増し加える。 ■ ヨブ17:9

2017年5月6日土曜日

T・A-S『キリストの学校』第1章(1)

T・オースティン-スパークス
キリストの学校
The School of Christ 
by T Austin-Sparks



第1章 霊的な教育の土台

引用聖句、エゼキエル40章2~4節、43章10~11節、マタイ3章17節、11章25~30節、ヨハネ1章51節、ルカ9章23節、エペソ4章20~21節。

引用箇所の中で、この学びで大切な御言葉はこれです、マタイ11章29節、『あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。』

わたしから学びなさい。使徒パウロは微妙に違う言葉を選んで、主イエスが言わんとしていることを語っています、『あなたがたはキリストのことを、このようには学びませんでした。』(エペソ4:20)

小さな単語をひとつ取り去ることで、大きな違いが生まれ、本当の意味が見えてきます。主イエスは、地上にいたとき、客観的な言い方で語るしかありませんでした。それは、主観的な時間がまだ来ていなかったからです。主が、『わたしから学びなさい(Learn of me)』としか言えなかったのはこのためです。主観的な時間が来たとき、御霊が、使徒たちを導き、『から(of)』を取り去って、『キリストを学びなさい(learn Christ)』と言わせるようになります。

2017年5月5日金曜日

T・A-S『キリストの学校』序章

T・オースティン-スパークス
キリストの学校


The School of Christ

by T Austin-Sparks

講演シリーズ。
本書の中では、語られたことばをそのまま掲載しました。

この本は、省略されていないオリジナルの『The School of Christ』から復刻されました。

序文
第1章 霊的な教育の土台
第2章 真理を学ぶ
第3章 啓示によって学ぶ
第4章 神の家
第5章 人生の光
第6章 開かれた天
第7章 油注ぎのもとで学ぶ
第8章 神の愛を支配する法

2017年5月4日木曜日

聖書からの約束:陰口

聖書からの約束:
陰口 Gossip


人々の間を歩き回って、人を中傷してはならない。あなたの隣人の血を流そうとしてはならない。わたしは主である。 ■ レビ19:16

陰口をたたく者のことばは、おいしい食べ物のようだ。腹の奥に下っていく。 ■ 箴言18:8

歩き回って人を中傷する者は秘密を漏らす。くちびるを開く者とは交わるな。 ■ 箴言20:19

歩き回って人を中傷する者は秘密を漏らす。しかし真実な心の人は事を秘める。 ■ 箴言11:13

ねじれ者は争いを巻き起こし、陰口をたたく者は親しい友を離れさせる。 ■ 箴言16:28

欺く者よ。おまえの舌は破滅を図っている。さながら鋭い刃物のようだ。 ■ 詩篇52:2

たきぎがなければ火が消えるように、陰口をたたく者がなければ争いはやむ。おき火に炭を、火にたきぎをくべるように、争い好きな人は争いをかき立てる。陰口をたたく者のことばは、おいしい食べ物のようだ。腹の奥に下っていく。 ■ 箴言26:20-22

北風は大雨を起こし、陰口をきく舌は人を怒らす。 ■ 箴言25:23

あなたの舌に悪口を言わせず、くちびるに欺きを語らせるな。 ■ 詩篇34:13