2020年3月9日月曜日

【Daily Open Windows】3月9日

三月九日

すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。(エペソ三・十八、十九)

御霊に支配された人の人生に現れるしるしは、その生活がいつもキリストで占められ、その度合いが常に強まってゆくこと、時間が経つほどに、キリストがより大きくなっていくことです。内側で御霊がはたらくことによって、この世界を超えて、はるか彼方まで広がる太洋の岸辺へと私たちは導かれ、その働きを思うほどに――ああ、私たちはキリストの深さと豊かさを感じます!世界の誰よりも長く生きたとしても、このキリストの広大さと豊かさの一端に近づくことしかできないでしょう。


さて、ここから一歩、先に進もうとするとき、このことは、大きな困難となります。口先だけのことばではありません。もののたとえではなく、真実です。今、心に尋ねてみましょう。私たちの場合も、このとおりですか。これが、私たちが知っている生活でしょうか?このことを知って、希望を失うことがありますか?すなわち、キリストが示すものの一端を垣間見る私たちは、それによって、自分たちが打ち負かされ、まったく浅はかなものである上、それをどうする力もないと知ります。それは、はるか遠く、手の届かないところにありますが、それでいて、私たちはいつも、引き寄せられていきます。あなたもこのような経験をしているでしょうか?これが、御霊に支配された人生に現れるしるしです。キリストは、私たちが生きてゆくにつれて、ますます大きくなってゆきます。このような人生であれば、主にあるいのちを生きています。私たちが、自分は全てを知っている、全てを手に入れた、全てを成し遂げたと思い込むようになって、そこから何も変わらなくなったら、それは、聖霊が私たちを助けることをやめ、人生が意味を失ったしるしだと考えてよいでしょう。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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