2020年1月31日金曜日

【Daily Open Windows】1月31日

一月三十一日


私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。(エペソ一・十九)

復活された後の主は、よみがえりのいのちの不思議な性質のために、もはや、自然の生命と同じ制限を受けなくなったことを、指摘しておきましょう。もはや主は、時間と空間の支配を受けません。この原理は、その後も生き続け、そして、今も同じように働いています。よみがえりのいのちの価値と活力の中に生きるとき、私たちは、永遠なるものの子供、宇宙の子供です。祈りは、この地上の隅々まで届き、私たちの存在と行動の意義は、全宇宙的で永遠の広がりをもつものであって、そこには制限はありません。ですから、神に愛されている皆さん、生まれたままのいのちはもはや、基準とはなりません。それが、強くても、弱くても、どうでもよいことです。霊的なことがらにおいては、いのちの強さは何の効力も持ちません。知的な強さ、道徳的、社会的、また、肉体的な強さ、どれであっても同じことです。その弱さは、不利な条件とはなりません。


私たちは、主のいのちの中でのみ生き、そして、仕えるようにと召されたのであり、それはただひとつ、助けとなる、間違いのないいのちです。主であるかしらにとって真であるものは、体の各部分にとっても真であるはずです。主であるぶどうの木にとって真であることは、枝にとっても真であるはずです。最後のアダムにとって真であることは、主の人類に属する一人一人にとっても、真であるはずです。『キリストにつぎ合わされて、必ずキリストの復活とも同じようになるからです』と、使徒は言い(ローマ6:5)、そして、それが、より一層、現実の体験となることを願って、こう祈りました、『私は、キリストとその復活の力を知りたいのです』(ピリピ三・十)。これこそ、霊に導かれた、すべての真のキリストのしもべの祈りであるべきです。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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