はじめに
12月のあわただしさのさなか、一日に五分だけ時間を取って、スポルジョンさんのことばに心を傾け、イエス・キリストのよき知らせの中にだけにあるよろこびで心を温めてもらいましょう。
『望む、望まないに関わらず、今は一年の中で、キリストの誕生のことを、じっくり考えさせられる季節です』と、チャールズ・スポルジョンは、1855年12月23日の説教の冒頭で述べました。クリスマスを祝うことが宗教的に必要であるという考え方を打ち消した上で、スポルジョンは続けました、『とはいえ、私は』、イエス様の受肉について説教をする機会として、『一年にクリスマスの日が、十回とか、十二回もあればいいと思っています。』
この降臨節をゆっくりと過ごしながら、イエス様の誕生に思いをはせてみましょう。
ここにおさめられた一日一章の読み物は、イエス様の受肉について語られたスポルジョンの説教から抜粋したもので、現代の読者に合わせて、言葉も編集されています。スポルジョンの説教をもっと読みたい方には、このサイトをお勧めします。
http://www.spurgeon.org/index/rindex.php