2017年6月30日金曜日

聖書からの約束:怠惰

聖書からの約束:
怠惰 Laziness


また、私たちが命じたように、落ち着いた生活をすることを志し、自分の仕事に身を入れ、自分の手で働きなさい。外の人々に対してもりっぱにふるまうことができ、また乏しいことがないようにするためです。 ■ 1テサ4:11-12

勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。 ■ ローマ12:11

自分の畑を耕す者は食料に飽き足り、むなしいものを追い求める者は貧しさに飽きる。 ■ 箴言28:19

なまけ者は欲を起こしても心に何もない。しかし勤勉な者の心は満たされる。 ■ 箴言13:4

無精者の手は人を貧乏にし、勤勉な者の手は人を富ます。夏のうちに集める者は思慮深い子であり、刈り入れ時に眠る者は恥知らずの子である。 ■ 箴言10:4-5

私たちは、あなたがたのところにいたときにも、働きたくない者は食べるなと命じました。ところが、あなたがたの中には、何も仕事をせず、おせっかいばかりして、締まりのない歩み方をしている人たちがあると聞いています。こういう人たちには、主イエス・キリストによって、命じ、また勧めます。静かに仕事をし、自分で得たパンを食べなさい。 ■ 2テサ3:10-12

貧しい者の開拓地に、多くの食糧がある。公義がないところで、財産は滅ぼし尽くされる。 ■ 箴言13:23

2017年6月27日火曜日

神前有能[第19日]あきらめてはいけません

ウォッチマン・ニー
神前有能
第2部、あなたが祈るとき。

第19日
あきらめてはいけません

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、神があなたがたに望んでおられることです。(第1テサロニケ5:16~18)

新しい信者の皆さん、私の経験から語ることをお許しください。祈りは、二つの部分に分けられるのではないかと思います。ひとつ目は、約束のない状態で、約束をいただくまで捧げる祈り、神のことばのないところから、御言葉が与えられるまで続ける祈りです。全ての祈りはこのように始まります。神に願いながら祈り、願い続けてください。ジョージ・ミューラーの場合、一分後に答えられた祈りがあり、また、7年間が経っても聞かれない祈りもありました。これが、祈るという部分に当たります。二つ目の部分は、約束が与えられたところから、その約束が成就されるまで、神の言葉をいただいてから、その御言葉が実現するまでの祈りです。この期間にあるべきは、賛美であって、祈りではありません。すなわち、初めの部分は祈り、二つ目の部分は賛美です。初めの部分では、言葉なきところから、神の言葉があるまで祈ってください。第二の部分では、約束をいただいてから、その約束が成し遂げられるまで、褒めたたえてください。これが、祈りの奥義です。

2017年6月25日日曜日

聖書からの約束:よろこび

聖書からの約束:
よろこび Joy


まことに、あなたは喜びをもって出て行き、安らかに導かれて行く。山と丘は、あなたがたの前で喜びの歌声をあげ、野の木々もみな、手を打ち鳴らす。 ■ イザヤ55:12

幸いなことよ、喜びの叫びを知る民は。主よ。彼らは、あなたの御顔の光の中を歩みます。彼らは、あなたの御名をいつも喜び、あなたの義によって、高く上げられます。 ■ 詩篇89:15-16

喜びと救いの声は、正しい者の幕屋のうちにある。主の右の手は力ある働きをする。 ■ 詩篇118:15

あなたは私の心に喜びを下さいました。それは穀物と新しいぶどう酒が豊かにあるときにもまさっています。 ■ 詩篇4:7

涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。種入れをかかえ、泣きながら出て行く者は、束をかかえ、喜び叫びながら帰って来る。 ■ 詩篇126:5-6

光は、正しい者のために、種のように蒔かれている。喜びは、心の直ぐな人のために。正しい者たち。主にあって喜べ。その聖なる御名に感謝せよ。 ■ 詩篇97:11-12

2017年6月21日水曜日

神前有能[第18日]悪い動機で祈ってはいけません

ウォッチマン・ニー
神前有能
第2部、あなたが祈るとき。

第18日
悪い動機で祈ってはいけません


願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。(ヤコブ4:3)


人はいつでも、神に願うべきです。しかし、聖書には、そこにもうひとつの条件があると書かれています。悪い動機で願ってはいけない、ということです。『願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。』(ヤコブ4:3)神に自分の必要なものを頼むことは許されますが、正当な理由なく求めたり、自分に相応な範囲を超えて頼むべきではありません。神の前に、いわゆる、『大きな祈り』ができるようになるためには、数年間の学びが必要です。

霊的な生活が始まったばかりの頃は、大きな祈りと、悪い動機でする祈りを、はっきり区別することは難しいものです。初めの頃、最も良いのは、自分の欲望のままに祈ったり、切実な必要のないものを気まぐれに(不注意に)願ったりしないことです。神は、私たちの必要を満たし、本当に必要なものだけを与えてくれます。とは言え、神が私たちが頼んだものよりはるかに多くものを豊かに賜ることも、よくあります。しかし、若者が間違ったかたちで頼んでも、決して聞かれることはないでしょう。

悪い動機で願うとは、どういうことでしょう。それは、自分に相応な分を超えて願ったり、必要以上に願ったり、また、実際に求めるものよりも多くを頼むことです。

2017年6月20日火曜日

聖書からの約束:へりくだり

聖書からの約束:
へりくだり Humility


だから、この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です。 ■ マタイ18:4

主よ。あなたは貧しい者の願いを聞いてくださいました。あなたは彼らの心を強くしてくださいます。耳を傾けて、(
くださいます。) ■ 詩篇10:17

だれでも、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされます。 ■ マタイ23:12

いと高くあがめられ、永遠の住まいに住み、その名を聖ととなえられる方が、こう仰せられる。「わたしは、高く聖なる所に住み、心砕かれて、へりくだった人とともに住む。へりくだった人の霊を生かし、砕かれた人の心を生かすためである。」 ■ イザヤ57:15

へりくだって貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさる。 ■ 箴言16:19

しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われています。「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」 ■ ヤコブ4:6

血に報いる方は、彼らを心に留め、貧しい者の叫びをお忘れにならない。 ■ 詩篇9:12

謙遜と、主を恐れることの報いは、富と誉れといのちである。 ■ 箴言22:4

あざける者を主はあざけり、へりくだる者には恵みを授ける。 ■ 箴言3:34

主を恐れることは知恵の訓戒である。謙遜は栄誉に先立つ。 ■ 箴言15:33

人の高ぶりはその人を低くし、心の低い人は誉れをつかむ。 ■ 箴言29:23

ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。 ■ 1ペテ5:6

2017年6月16日金曜日

『わたしたちが一つであるように・・・』第5回会合

T・オースティン・スパークス

『わたしたちが一つであるように、彼らも一つであるために』フィリピン、マニラ、1964年
That They May All Be One, Even As We Are One.
Manila Philippines, 1964

会合5 — 『霊とまことによって礼拝する』
Meeting 5 - "Worshipping in Spirit and in Truth"

第5回会合
(1964年2月5日午前)

この朝の時間、私が演説をしようとしているのではないことはご存知だと思います。私の目的はただ、あなたがたを神の働きの根本原理に導いて、これから後の会合で繰り返さなくてよいように、しっかり理解しておいていただくことです。主イエスの御許に立ち返るのは、容易なことではありません。使徒たちが世を去って間もないうちに、現在のキリスト教の中に見られる多くのものごとが始まりました。たとえば、イエス・キリストへの信仰の証しとして全身を水に浸ける浸礼の代わりに、幼児洗礼が行われるようになりました。これは、使徒ヨハネが主のもとに行った直後から始められたものです。

それからキリスト教は、『司教』と『大司教』、最高位である法王へと続く、聖職者による支配系統へと組織化されてゆきました。後のキリスト教で使われる祭服と儀式も同じ頃、始まりました。ある人たちに特別の権威が与えられましたが、それは彼らが霊的だったからではなく、他の理由がありました。この傾向は、使徒たちが地上での務めを終える前から、既に現れ始めていました。このことを心に留めることはとても大切です。最初に、生まれた信仰とは異なるキリスト教を私たちは受け継いでいるからです。

2017年6月15日木曜日

聖書からの約束:もてなし

聖書からの約束:
もてなし Hospitality


つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。 ■ 1ペテ4:9-10

もし、兄弟また姉妹のだれかが、着る物がなく、また、毎日の食べ物にもこと欠いているようなときに、あなたがたのうちだれかが、その人たちに、「安心して行きなさい。暖かになり、十分に食べなさい。」と言っても、もしからだに必要な物を与えないなら、何の役に立つでしょう。 ■ ヤコブ2:15-16
 

あなたがたがキリストの弟子だからというので、あなたがたに水一杯でも飲ませてくれる人は、決して報いを失うことはありません。これは確かなことです。 ■ マルコ9:41

このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである。』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。 ■ 使徒20:35

世の富を持ちながら、兄弟が困っているのを見ても、あわれみの心を閉ざすような者に、どうして神の愛がとどまっているでしょう。 ■ 1ヨハ3:17

すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』 ■ マタイ25:40

2017年6月10日土曜日

聖書からの約束:希望

聖書からの約束:
希望 Hope


わがたましいよ。なぜ、おまえは絶望しているのか。なぜ、御前で思い乱れているのか。神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。私の救い、私の神を。 ■ 詩篇42:11

あなたがたは、死者の中からこのキリストをよみがえらせて彼に栄光を与えられた神を、キリストによって信じる人々です。このようにして、あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。 ■ 1ペテ1:21

ですから、あなたがたは、心を引き締め、身を慎み、イエス・キリストの現われのときあなたがたにもたらされる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。 ■ 1ペテ1:13

キリストに対するこの望みをいだく者はみな、キリストが清くあられるように、自分を清くします。 ■ 1ヨハ3:3

悪者は自分の悪によって打ち倒され、正しい者は、自分の死の中にものがれ場がある。 ■ 箴言14:32

それらは、あなたがたのために天にたくわえられてある望みに基づくものです。あなたがたは、すでにこの望みのことを、福音の真理のことばの中で聞きました。 ■ コロ1:5

2017年6月5日月曜日

聖書からの約束:誠実

聖書からの約束:
誠実 Honesty


盗んではならない。欺いてはならない。互いに偽ってはならない。 ■ レビ19:11

まだ、悪者の家には、不正の財宝と、のろわれた枡目不足の枡があるではないか。
不正なはかりと、欺きの重り石の袋を使っている者を罪なしとすることがわたしにできようか。富む者たちは暴虐に満ち、住民は偽りを言う。彼らの口の中の舌は欺く。 ■ ミカ6:10-12

あなたがたはさばきにおいても、ものさしにおいても、はかりにおいても、分量においても、不正をしてはならない。 ■ レビ19:35

欺きのはかりは主に忌みきらわれる。正しいおもりは主に喜ばれる。 ■ 箴言11:1

あなたは完全に正しい重り石を持ち、完全に正しい枡を持っていなければならない。あなたの神、主があなたに与えようとしておられる地で、あなたが長く生きるためである。すべてこのようなことをなし、不正をする者を、あなたの神、主は忌みきらわれる。 ■ 申命25:15-16

また、このようなことで、兄弟を踏みつけたり、欺いたりしないことです。なぜなら、主はこれらすべてのことについて正しくさばかれるからです。これは、私たちが前もってあなたがたに話し、きびしく警告しておいたところです。神が私たちを召されたのは、汚れを行なわせるためではなく、聖潔を得させるためです。 ■ 1テサ4:6-7