2021年8月13日金曜日

【トウザーの朝ごとの祈り】8月13日:私たちはどのように主を知っているか?

8月13日:私たちはどのように主を知っているか?

私は、自分の信じて来た方をよく知っているからです。(第二テモテ1:12)

今日の近代的なキリスト教が置かれた状況をかんがみると、私は問いかけざるを得ません。『自分をクリスチャンと呼ぶ人たちの多くは、本当の体験をしていないのではないか?』

私たちは、心を奪うような出会いの代わりに、神学的な考え方を求めるようになりました。私たちの心は宗教的な考えで満ちていますが、そこにある大きな弱点は、この心を支えてくるものが何もないことです!

他に何があろうとも、真のキリスト者の経験には、常に、神との純粋な出会いが含まれていなければなりません。それがなければ、宗教は、ただの影、現実生活の反映、他の誰かに聞いたよろこびの経験の安っぽい複製に過ぎません。

誰であっても、子供の頃から歳を重ねるまで教会で過ごしながら、神学と論理学を混ぜ合わせて作り上げた神の合成物しか知らず、見る目がなく、聞く耳もない――そして、愛する心もないということになれば、もっとも悲劇的な人生となるしかありません!

ああ、主よ、宗教的な環境で育てられたから自分はクリスチャンであると思っている、教会の人たちのために祈ります。この人たちに、本当の救いがないとしたら、何という悲劇でしょう。主よ、彼らの一人ひとりが、キリストを心に受け入れることがでますように。

『トウザーの朝ごとの祈り』
Mornings with Tozer --- Daily Devotional Readings
A. W. Tozer

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