神について考えるときに考慮すべき、もっとも大切な点として、神は決して、いら立つことがありません。人間は、いら立つものであり、それには理由があります。私たちは無限ではありません。しかし、神は、何に対しても、誰に対しても、どんな時も、いら立つ理由はありません。
神がいら立つことがないのは、限りのないお方だからです。無限であるからこそ、神は、常に神で有り続け、決して、変わることがありません。神なるものは、すべてが完全な調和のうちにあります。その全てを、神は永遠の御子に授けてくださいます。
多くの人々は、神の優しさについて語り、感傷的になって、神はあまりに優しすぎて、人を罰することはないと言います。このとき、彼らの頭から、地獄のことが抜け落ちています。
神の姿を、正しく理解している人であれば、神の愛を信じるだけでなく、神の神聖さをも信じています。神のあわれみを信じるだけでなく、神の義をも信じます。
永遠なる神が、世との神聖なつながりの中で、裁きを行われるのを見れば、悪を選ぶ人間は、この正しい神の臨在の中で生きては行けないことが分かります。
大いなる神よ、あなたは尽きることのないお方です!
私たちは、あまりに貧しく弱いものです!
すべての生けるものが頭を垂れ、
あなたへの賛美を捧げますように。
イザック・ワッツ(1674~1748)
永遠なる神にして私たちの主イエス・キリストの父、あなたへの賛美が私の心に湧き上がります。自分の惨めさを知れば、あなたの恵みに真に感謝するしかありません。アーメン。
My Daily Pursuit, Devotions for Every Day
A.W. Tozer
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