エイデン・トウザー【日々の渇き】6月22日

私は苦しみの中に主を呼び求め、助けを求めてわが神に叫んだ。主はその宮で私の声を聞かれ、御前に助けを求めた私の叫びは、御耳に届いた。【詩篇18:6】

私たちが大いによろこぶべき、聖書の偉大な真理のひとつは、今日、新生したばかりの新しい改宗者であっても、いく分かは神の高潔さに近づいており、それによって、ある程度の一致が与えられているということです。天国とは、全てが完全に一致しているところです。罪が、神と罪人のあいだの不一致をもたらしたのです。

罪は、人と神のあいだの交わりを乱します。罪によって、人間たちと神のあいだに新しい性質が生まれ、そのために、お互いと調和できない状態に置かれます。このままでは、調和も一致もありません。しかし、その罪人が血のあがないを信じて、キリストに対する信頼を持つようになり、そして、この罪人が、天で義とされて、地で新生するとき、そこには完璧な一致と交わりが生まれます。

私たちは天で義とされ、地で新生しますが、これは、あなたが生まれ変われる場所は地の他にはないです。死ぬまで待っていてはいけません。それでは、遅すぎます。死んだ後では、あなたが生まれ変わる場所はありません。新生にあたって、あなたには、ある程度の神の性質が与えられ、それによって、神に似た姿を取り戻し始め、また、新生によって神との一致が始まります。その一致を求めて、神は人間たちに近づくことを望まれ、そうして、交わりは道徳的にも矛盾のないものとなります。

影の谷を歩く私を導いてください、

人生の荒海を超えて、私を支え、

永遠のいのちの門へと、

あなたとともに、主よ、入ることができますように。

ファニー・J・クロスビー（1820～1915）

愛する父よ、神よ、すばらしくも不可思議なあなたとのこの結びつきに感謝いたします。あなたと共に歩む今日の歩みは、人生の大きなよろこびです。アーメン、そして、アーメン。

My Daily Pursuit, Devotions for Every Day

A.W. Tozer