2021年6月2日水曜日

エイデン・トウザー【日々の渇き】6月2日

あざける者を主はあざけり、へりくだる者には恵みを授ける。知恵のある者は誉れを受け継ぎ、愚かな者は恥を得る。【箴言3:34~35】

誰であろうと、過去に何をしていようとも、すべての人は神の恵みのもとに置かれています。しかし、誰もが神の救いの恵みを経験するわけではなく、ここに、大きな違いがあります。神の恵みはすべての人に及ぶのですが、その恵みが、イエス・キリストへの信仰を通して働くときに初めて、新生が起こります。

すべての人がこの恵みを経験するわけではありません。それでも、神は、ご自身の思いやりで、誰に対しても、悔い改める機会を与えるまで、下されるべき裁きを留め置かれます。

恵みとは、神の優しさです。神の心にある思いやりであり、神の好意であり、心からの愛です。神が、どのようなお方かということを表すものです。

神は親切で恵み深く、どんな時も善意、暖かさと博愛に満ち溢れています。神が、いつ、どんな時も、誰に対しても、永遠に恵み深いことが知るときが必ず来ます。神の中に、冷淡さ、恨みや悪意を見る人はいません。神に、そういったものはないからです。

このような神のご性質は、神の義と裁きと完璧に調和して働きます。私は地獄と裁きを信じていますが、同時に、ご自身が一度は拒絶された者たちに対しても、神は、同じ恵みを深く感じており、その恵みは決して消えないことも信じています。

主よ、あなたは、約束してくださいました、
私のたましいを死から救うと。
そして、あなたに信頼します、主よ、
このいずれは尽きる体で生き続けるあいだ。
進むも戻るも、私は死を恐れません、
天の高みからあなたが呼びよせてくださるまで。
アイザック・ワッツ(1676~1748)

天なる父よ、わたしはあなたの愛の寛大さを経験しました。

あなたを讃えます。私を罪の中に置き去りにせず、救い出して、巌の上に、主イエス・キリストの上に置いてくださいました。アーメン。

My Daily Pursuit, Devotions for every day
A.W. Tozer

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