2020年1月11日土曜日

【Daily Open Windows】1月11日

一月十一日


私には、私たちの主イエス・キリストの十字架以外に誇りとするものが決してあってはなりません。この十字架によって、世界は私に対して十字架につけられ、私も世界に対して十字架につけられたのです。(ガラテヤ六・十四)

本当に十字架に付けられた人々は、もはや、世の危険とは無縁です。この世が力を持つのは、十字架がその働きを成し遂げるまでのことです。世は、男であれ、女であれ、十字架につけられた者に対して、また、十字架につけられた信者の群れに対して、何をすることもできません。十字架は、世に対する最大の防御です。世を自分の内に入れたくなければ、十字架をあるべき場所に立ててください。十字架が、完全なすがたで、あるべきところに置かれていれば、他のすべてのものが、静かに従います。十字架とは、この世に対する最大の防御となります。十字架とは、悪の力に対する最大の防御です。十字架はすべてのものを安全に守り、すべてを、主のために安全に保ちます。


主は、ご自身の目的を明らかにしたいと願っているのです。主は、ご自身を、信じる者たちの手に委ねたいのですが、十字架がそこで働いていなければ、ご自身を委ねることができません。主は言われます、『あの場所では、私自身を明け渡すことは安全ではなく、私は、まだ十字架にかけられていない彼らの心に取り込まれてしまう。』主の十字架は、まわりのすべてを、主にとって安全なものとし、十字架はまた、すべてを教会のために安全にします。十字架が本当に私たち皆の中で働いていれば、私たちは、互いを信頼することができます。男であれ、女であれ、十字架にかけられた相手なら、あなたも安心しきって、自分をゆだねることができます。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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