2021年7月22日木曜日

【トウザーの朝ごとの祈り】7月22日:私たちの神々しい会話

7月22日:私たちの神々しい会話

そのとき、主を恐れる者たちが、互いに語り合った。主は耳を傾けて、これを聞かれた。(マラキ3:16)

魂をキリストへと勝ち取ることに熱心なあまり、神とその恵みのこと以外、何も話そうとしないキリスト者たちに、私は会ってきました。

そのひとりは、初期の開拓伝道者で、カナダ人のロバート・ジャフレイです。彼の一族は、トロント・グローブ・アンド・メール紙の社主だったのですが、若いキリスト者であった彼は、家業に加わるよりも、神の召しに従って中国に向かうことを選んだため、相続権を剥奪されました。

この高潔な神の人は、その生涯を中国と南太平洋ですごし、失われた魂を探して、勝ち取ることに捧げました!彼は、病気がちで、糖尿病という障害を抱えながらも、いつも地図を開いては、もっとも困難な場所に敢えて向かいました。彼は、貧しく惨めな人たちを探しては、その中で生活し、いつも神に、『私の民を解放してください』と祈っていました。

一時帰国しても、座って世間話などで時間をつぶすことはありません。彼の思いはいつも、神と宣教、そして、失われた人々を勝ち取ることに戻ってゆきました。私は、『主を恐れる者たちが、互いに語り合った。主は耳を傾けて、これを聞かれた(3:16)』と言ったマラキのことを思い出しました。

父よ、今の世界で、あなたに仕える海外のキリストへの奉仕者たちを特別に手助けしてくださっていることに感謝します。

『トウザーの朝ごとの祈り』
Mornings with Tozer --- Daily Devotional Readings
A. W. Tozer

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