2021年7月29日木曜日

エイデン・トウザー【日々の渇き】7月29日

その栄光と徳によって、尊い、すばらしい約束が私たちに与えられました。それは、あなたがたが、その約束のゆえに、世にある欲のもたらす滅びを免れ、神のご性質にあずかる者となるためです。【第二ペテロ1:4】

ここで使徒ペテロは、主による取りなしという問題を、自分なりに説明しています。神が私たちに福音の約束を残されたのは、その約束によって、私たちが神のご性質にあずかる者となれるためであると、彼は言っています。

これはどういうことでしょうか?

これが意味するのは、罪人が家に帰るとき――すなわち、救いの信仰をもって、悔い改めてキリストを信じるとき、神は、この罪人だった者の胸に、ご自身の性質の一部分を埋め込むということです。このとき、神の中にある神の性質と、罪人の中にある神の性質は、異質なものではなくなります。二つはひとつになり、そして、この罪人は家に帰ったのです。不一致はなくなり、似ていなかった部分は取り去られ、そして、人の中の神の性質が、神と人との交わりを自然なものとします。

自分自身を一切、損なうことなく、神は今、戻ってきた罪人を受け入れ、そして、ご自身の性質といのちをこの罪人の中に預け入れます。

あの約束の上に立っている、
私の王であるキリストの約束、
永遠の時代を超えて
主への賛美を響かせよう。
いと高きところの栄光を
私は叫び歌う、
あの神の約束の上に立って。
R. ケルソ・カーター(1849~1928)

ああ、愛する神よ、このすばらしい思い!私は、あなたとの祝福された交わりに入ることができます。私の心はどれだけ、この交わりを求めてあえぎ、そして、あなたが救い主、イエス・キリストを通して、この交わりを可能にしてくれたことに感謝しているでしょうか。アーメン。

My Daily Pursuit, Devotions for Every Day
A.W. Tozer

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