2021年7月23日金曜日

【トウザーの朝ごとの祈り】7月23日:高ぶりの現実

7月23日:高ぶりの現実

主を恐れることは悪を憎むことである。わたしは高ぶりと、おごりと、悪の道・・・・を憎む。(箴言8:13)

人間の高ぶりが持つ危険と偏狭さについて、警告させてください。高ぶりは世界のどこにでもあり、自分を太らせるものならほとんどなんでも、飲み込んでしまいます!

これまで出会った人たちの多くは、絶対にへりくだったりしないと決めているために、神と正しい関係を築くことにはならないだろうと、私は確信するようになりました!

高ぶりは、人間が持つ恐ろしい性質であり、これはイエス様の時代だけでなく、現代においても同じです。

あるニュース番組の中で、キリスト教宣教師たちがインドでの活動を妨げられているという報道を、インドの高官が否定しようとしていました。彼は言いました、『私たちはインドにおけるキリスト教理の伝搬を妨げてはいない。実際に、私たちの理解では、キリスト教の教えを信じた低いカーストの人たちがいくらかはいたはずだ。』

ああ、この声明を出した彼の声に込められた尊大さといったら。カースト最下層の無力で希望のない人たちがキリストを信じることは、別に妨げるつもりはないと言うのです。

そう、人間の高ぶりは、どこにでもはびこっているものです。

主よ、高ぶりは、実にゆっくりと、また、自然に、私の中に忍び込んでくるので、自分では気づかないことがあります。どうか、主よ、あなたの思うままに、私の存在の暗い隅に隠れている高ぶりを切り捨ててください。

『トウザーの朝ごとの祈り』
Mornings with Tozer --- Daily Devotional Readings
A. W. Tozer

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