2020年3月13日金曜日

【Daily Open Windows】3月13日

三月十三日

大ぜいいる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。(ローマ十二・五)

私たちは、主の御体の一部です。私たちが受ける苦しみの多くは、私たちのせいで起こっているのではありません。神の子供たちが受ける苦しみの多くは、彼ら自身の過ち、彼ら自身の欠点とはまったく、何の関係もありません。彼らは、様々なこととのつながりの中で、この苦しみを受けています。彼らは主のみ体のゆえに、苦しみを受けています。彼らは、闘いの中へと取り込まれており、それは、この大いなる証しという争いです。主が、ご自身のいのちの証しとの関わりの中で何かを心に抱いているとき、まったく何の理由もなく、説明すらなく、私たちは、気がつくとその中に巻き込まれていることがあり、その様は、時に、ほとんど異様とすら思えますが、これは、私たちだけが、特別に経験していることではありません。


いたるところで、あらゆる種類の人たちが、同じような経験をしているのです――すなわち、圧力、動揺、いら立ち、何かに心をくじかれることに対する恐れ――こういったものがいたるところで起ることによって、霊的な世界、御霊の世界には、非常に繊細で鋭敏な特殊さがあり、それが、主にとって非常に大切であること、したがって、それが敵にとっても大きな問題でもあることを証ししています。あなたが受けている苦しみを、いつも、主があなたに投げかけている争いのように受け取ってはいけません。それは、人の心を捻じ曲げようと、敵がよく用いる手です。すべてのことを調べていただけるように、主に心を開いてください。しかし、あなたがたに起こっていること、あなたがたに困難と苦しみをもたらしていることが、いつも、自分自身の失敗や過ちから来ていると考えてはいけません。あなたは、もっとずっと大きなものの中に組み入れられているのです。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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