2020年3月1日日曜日

【Daily Open Windows】3月1日

三月一日

わたしがあなたがたのために、天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐかどうかをためしてみよ。(マラキ三・十)

信仰の復興が起こることを願う、実にたくさんの祈りがささげられ、リバイバルを求める声があげられています。・・・もし、現在、キリスト教の制度と見なされている何かに対して、神の御霊が、それに目をとめず、用いることもなく、そして、大した価値のないもののように扱われたら、(そして、御霊は、神にとって必要なもの、本当に神から来ているものについては一切、妥協しません)、それは、その制度から生まれるものについて、よく考え直すようにと、主が求めていることの現われではないでしょうか?主の教会の霊的な力と影響力がもっとも強かった時代とは、教会組織の形式、組織体系や儀式といったものがどこにもなく、主御自身がすべてであった時代でした。・・・価値のないものごとから逃れるために、神の御霊が力強く入ってくれることが必要です。これが、これだけが、私たちを助けてくれます。ほとんどの人はこのことに賛同してくれますし、この考え方に沿って、いろいろな経験が語られてきました。私たちをずっと惑わせてきたのは、この類のことがらが何度も繰り返し、力を込めて述べられてきたのに、それを聞いた人たちに、その中に、実際の変革を起こす十分な力があると信じさせることができなかったことです。ですから、別の見方をすれば、ご自身の道を進まれる中で、神の御霊が何度も繰り返して排除してきたものに、私たちも真摯な態度で立ち向かうなら、そこに、より永続的で高い水準の霊的な生活、完全さ、そして、大きな成果につながる道が開くことになるのではないでしょうか?


再構築こそ、リバイバルの必要不可欠な部分ではないでしょうか?主は、『天の窓を開く』(マラキ三・十)ことができるように、何かの抜本的な手直しを求めるのではないでしょうか?主がご自身や主の目的と方法を新たに啓示することによって、キリストだけが完全な姿でいる場所へと引き出された者を、主が手の内に引き受けたときは、いつ、どこであろうと、その者たちは必ず、大きく、苦しみに満ちた代償を突きつけられたのです。その代償を要求したのも、多くの場合は、彼らのキリストにある兄弟でした。・・・・組織化されたキリスト教から見れば、本当にすばらしい価値のあるものが、複雑な機構もなく、広報宣伝することもなく、そして、組織的な活動の枠組みもないのに進んでいくとは、とても信じ難いことなのです!神が、自然と恵みの中で行う、もっとも力強く、もっとも多くの実を結ぶ働きは、人目を避けて、静かに、遠慮がちに行われるのではないだろうか、そして――多くの場合――誰も気づかないうちに行われているかもしれないと、立ち止まって、考えてみることも大切ではないでしょうか?春が来るたびに自然の中で繰り返される、いのちの復活のことはどうでしょうか?神の至上の働きをつかさどる法則は、生物学的な法則、主のいのちの法則です。それは、有機的なものです。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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