2020年2月28日金曜日

【Daily Open Windows】2月28日

二月二十八日

彼は、自分のいのちの激しい苦しみのあとを見て、満足する。(イザヤ五十三・十一)

さて、このことについては、預言者イザヤが知っていたより、私たちの方が多くを知っています!主のいのちが激しい苦しみにあるとき、私たちはゲッセマネの園で主とともにいたのであり、また、その激しい苦しみを超えて今も、主とともにいるのです。そのときから、どれだけのものがキリストの種となったでしょうか!愛する友人の皆さん、キリスト者の数はあまりに少なく、私たちは、この世界に住む何十億という人間の中の小さな一握りの集団に過ぎないという気持ちに捕らわれそうになったら――窓を開けてください!黙示録を開いてみてましょう、『だれにも数えきれぬほどの大ぜいの群衆・・・その数は万の幾万倍、千の幾千倍であった。』その数はあまりに莫大で、人間のことばでは表現できないほどです――彼らは、てが、主イエス様が味わった激しい苦しみのゆえに集まった人たちです。主はまさしく、ご自分の種を見ているのです!ゲッセマネは、世界の歴史全体を通じて、最も多くの実を結んだ園です――そして、あなたも私も、主の種から生まれたものです!私たちは主の激しい苦しみの中から生まれたのであり、新しいイスラエルとのあいだに結ばれた契約の中にいます。


しかし、これだけは覚えておいてください。この契約は、私たちの主への献身があってはじめて、意味と価値を持つものです!きわめて明白なことですが、最大の実が結ばれてきたのは、常に、もっとも主に捧げられたいのち、二心のない人々からでした。この契約には二つの面があります。・・・・新約聖書は、イスラエルの歴史から多くの警告を受けとっています。私たちの心が分断され、二つの世界にまたがって生きようとすれば、この契約が与えるものを受け取れないかもしれません。主がすべてを持っているなら、私たちは何も失うことはなく、実はこれこそが、心の割礼を受けていることの意味です。すべての人が、このとおりでありますように!

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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