2020年2月19日水曜日

【Daily Open Windows】2月19日

二月十九日

平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい。(エペソ四・三)

新しい創造とは、互いの結びつきであり、聖霊によって内住し、聖霊によって動かされ、実際に、聖霊によってひとつにされる主のからだのことです。『一つのからだとなるように、一つの御霊によってバプテスマを受けたからです。』(第一コリント十二・十三)。一致とは、御霊にあってひとつになることです。『御霊の一致を熱心に保』つこと(エペソ四・三)、すなわち、一致を作り出すことではなく、一致を保つことです。新しい創造。


さて、もちろん、このことは、新しい創造のいのちから生まれるものをあなたが見るとき、すべてのものに通じる扉を開ける鍵となります。そして、このことによって、あなたも、天なるいのちが守るべき正しい秩序、明確に規定された秩序というものを全て、受け入れることになります。天から与えられたいのちは、天の法に従います。法のないいのちではありません。この身体の各部分が、自分自身に対して勝手に法を定めることはできません。私たちは、全てを統括し、規定するこの法に縛られているので、独立して行動することは許されていません。聖霊がそれを禁じているのです。この法を、自分の手の内で、勝手に解釈することは許されません。私たちは、個人として振る舞うことを許されていません。聖霊がそれを許さないでしょう。この主から受けたいのちには、それを統括する秩序が存在しています。

この主なるいのちは、それ自体に与えられた法にしたがって自分を表します。生命体が生成するすべての過程で生命の法則に従うのと同じです。いのちは、それ自体に定められた道を進むのです。創造のこの部分は、それが持ついのちの法に従いますが、これこそが、御霊のいのちであり、自分でこれを組織化したり、系統化する必要はありません。自分でそうしようとすれば、すぐに、死が入り込むことになります。新約聖書の教会を、新約聖書自体を模範として建てようと試みるのは、模範を全く持たないのと同じくらい危険極まりないことです!致命的なことにも、なりかねません。主のいのちが、思うがままに動いていれば、全ては自ずから進みます。このことは学んできたはずですが、この真実をよく知っていながらもなお、霊的な活動の中でさえ、私たちは、自分の生まれたままのいのちに強く支配されています。そこには混乱があり、御霊の前にあっても、絶えずに続いています。それでもなお、私たちはみな、この学校で学び、法、原則、そして、真実だけを唱えているので、あなたが、そこから外に出て、新約聖書を基本とした何かを組織する必要などありません。聖霊が本当に、主にあるいのちを望むとおりに進めているなら、求めるものは自ずから生じるはずです。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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