2020年2月23日日曜日

【Daily Open Windows】2月23日

二月二十三日

ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由人もなく、男子も女子もありません。なぜなら、あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって、一つだからです。(ガラテヤ三・二十八)

本当に、『キリストにある』とき、パウロの言い方を借りれば、私たちは、何千マイル離れていようと、いつでも、一つになっているものとみなされます。主イエス様は、私たちを、この国にいるとか、あの国にいいるとか、また別の国にいるといったふうには見られません。主ご自身がこの宇宙でただ一つの国家であり、だからこそ、私たちは自分の国を離れ、自身の国籍を捨てて、キリストに入るのです。・・・排他的だったユダヤ人たちは、こう言い続けてきました、『私たちだけが本物の民であり、私たちの国がただひとつの国だ。』イエスさまは、この国境線から出て、外の世界にふれられたのです。・・・


主イエス様の中で、国を隔てる境界線は、すべて取り除かれています。英国人も、スイス人も、ドイツ人も、フランス人も、インド人もキリストの中にはありません。主がただひとつの国籍であり、それは、天にある国籍です。主がただひとつの言語であり、それは、霊的な言語です。主は、天なる国家です。で私たちが地上で誰であろうと、主にあっては、皆がひとつであり、キリストにあるただ一人の人です。地上にある土地や時間の区切りは、主の中では、すべて消えてしまいます。この世界をくまなく旅するには長い時間がかかり、私たちは皆、一分に何百、何千マイルという速度で旅をしたり、大した時間もかからずに月まで行けたら、どんなにすばらしいだろうとあこがれます!しかし、愛する友人の皆さん、今この瞬間、キリストの中で、私たちは、六千マイル、七千マイルも離れた兄弟とふれ合うことができるのです。これこそ奇跡です。・・・このいのちは永遠のいのちであり、そこには時間がなく、空間の隔たりを知りません。イエス様が臨在されるところに、すべてが存在します。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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