2020年6月1日月曜日

【Daily Open Windows】6月1日

六月一日

神は、私たちの心を照らし、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです。(第二コリント四・六)

私たちは、『神は、私たちの心を照らし、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださった』という、この啓示に支えられています。『神は・・・御子を私のうちに啓示することをよしとされた』――ガラテヤ一・十六。私たちは、どのように支えられ、一人で立つものとされて行くのでしょうか?この忍耐はどのようにして、私たちの中に育っていくのでしょう?こうして心の内側で、啓示を通して、主イエス様を知ることによってです。一人で立つようになる人々とは、この知識が、心の内側で生きる啓示となった人たちです。すなわち、『神は、私たちの心を照らしてくださった。』これがひとつの面です。別の面とは、『四方八方から苦しめられ、途方にくれて、迫害され、倒されます・・・が、行きづまることはありません』――第二コリント四・六~十。私たちは、ひどく悩み、苦しめられます・・・・なぜでしょうか?それは、『イエスのいのちが私たちの死ぬべき肉体において明らかに示されるためなのです』――第二コリント四・十一。これこそ、忍耐ではないでしょうか?四方八方から苦しめられますが、窮することはありません!『あなたは、私の苦しみのときにゆとりを与えてくださいました』――詩篇四・一。『苦しめられ』ることの意味はどこにあったのかといえば、それは、神が、このゆとりを与えてくださるためでした。倒されても、見事に立ち上がります。なぜ?何のために?それこそ、『私たちの心を照らし、キリストの御顔にある神』のゆえであり、だからこそ、あなたがたは、すべてをくぐり抜けて、生きていけるのです。私たちを、最後まで支え続けてくれるものは、心の中への御霊による主イエス様の啓示の他にはありません。それは、内なる主の知識――信条や教義を頭で受け入れることではなく、私たちの存在の中で生きる、力強い現実です。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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