2020年10月6日火曜日

【Daily Open Windows】10月6日

十月六日

もしキリストにあって励ましがあり、愛の慰めがあり、御霊の交わりがあり、愛情とあわれみがあるなら、私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください。(ピリピ二・一~二)

御霊の交わりとは、霊にある交わりのことです。しかし、繰り返しますが、これは積極的なものです。交わりは、受け身のものではありません。受身の姿勢で交わってはいけない理由は、あらゆる地獄の住人たちが、交わりを止めるために出てきているからです。地獄がとにかく抗うものがひとつあるとすれば、それは、御霊の交わり、神の民の交わりです。とどまることなく、あらゆる手だてを使って、この悪の力が交わりを破壊しようと試みるのは、この交わりが彼らの完全な破滅へとつながるからです。このため、交わりが中立で受身のものであることは許されません。あなたは交わりのために戦わなければならず、交わりのために立ち上がらなくてはならず、交わりには積極的であらねばなりません。不和をそのまま放置すれば、ひどい混乱が起こって、交わりを正しい状態に戻らせまいとする力が動き始めます!あなたの中に御霊があれば――そして、もちろん、私は、御霊を持っている皆さんに向かってお話しています――ご存知のはずです。すなわち、もし、あなたが属するキリストのみからだなる教会で、他の部分との関係がギクシャクしていたら、そこには、本当に体のどこかで関節が外れたのと同じ痛み、消えることのない痛みが生じます。・・・・


その炎症と高ぶりと痛みによって、このような問題が起こっていることを聖霊が示してくれます。しかし、この状態が長く続いた後で、聖霊は身を引いて、問題をあなたの手にゆだねます。これはただ、御霊が前向きだからです。御霊は、このような事態に対して、いつまでも後ろ向きな態度でいることを認めません。それは、御霊には受け入れられないことです。御霊は、続けて言います、『いいだろう。あなたがそこにとどまると決めたのなら、好きなようにすればよい。わたしは、先に行く。』こうなると、非常に深刻な状況が生じます。もちろん、これは、厳しく、恐ろしい状況です。しかし、これも結局は、御霊が、交わりを積極的に進めているという真実があるからこそ生まれるものです。・・・・私たちは、このことで自分の心と戦わなくてはいけません。御霊は、通常はいつも積極的です――攻撃的であるとも言えます。御霊は決して、消極的ではないし、御霊は決して、中立的ではありません。御霊が立ち止まらざるを得ないとき、それは、何かを待っていることを意味します。立ち止まることは御霊の本来の性質ではないからです――御霊とは、いつも前に進んでいくものです。主が、ご自身の霊の大きな活力で私たちを満たしてくださいますように!

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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