2020年10月31日土曜日

【Daily Open Windows】10月31日

十月三十一日

あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、それに従え。(第一列王記十八・二十一)

これは、救われていない人たちに向けて発せられた言葉ではありません。決して、彼らに聞かせるための言葉ではなかったのです。救われていない者が、このような二つの考えのあいだで揺れていることは極めてまれです。ほとんどの場合、彼らには何の考えもありません。預言者は、実際にこの民にこう言いました、『あなたがたは、いつまでどっちつかずによろめいているのか?』彼は、この人たちが、弱々しく、あやふやな気持ちのために弱められ、優柔不断さのために弱められ、未解決の問題のために麻痺しているとみていました。ああ、未解決の問題は、人生をどれだけ麻痺させることでしょう。主との思いの食い違い、主とのあいだの未解決の問題があるなら、あなたの人生全体は弱められ、麻痺しています。今はこちらの道、次は向こうの道とよろめいていて、進む道は、ひとつに決まりそうにありません。


このため、預言者はこの状態に決着をつけるよう呼びかけました。あなたがたは、いつまで、こちらからあちらへと、よろめいているのか?どのようなかたちであろうと、この問題を解決しなさい。もし、エホバが神であれば、ふさわしい場所、全ての権利を与えてください。全てをきっぱりと、明け渡しなさい。もし、バアルが神であれば、そのように心を決めなさい。しかし、どちらかに片付くまで、あなたは歩き出すことができず、麻痺したままであり、あなたがその弱く、優柔不断で、不安定で、不確かな状態にある理由は、ただ、神にすべての権利を渡していないことにあります。あなたの人生には分断があり、あなた自身の魂には分断があり、それは、他の何かに関心を持ち、他の何かを考えに入れているからです。分断は、あなたの家庭生活の中にあり、そこでは、あなたが力、権威と影響力を持っていながら、百パーセントを主の利益のために立っていないのです。分断は他の面でも進んでいるかもしれませんが、それがどこであろうと、結果として、心の奥底では、あなたは満足できず、心も安らかではありません。あなたは忙しく、何かで手一杯で、主の御名において、あちらこちらと駆け回っているかもしれませんが、心の深いところでは、何か欠落し、不確かで、未解決の状態があることを気づいているはずです。あなたの霊的な生活は制限を受けて、麻痺しており、この問題が解決し、神の存在があなたの生活と関係の隅々まで満ちるときまで、それはいつまでも続きます。それは主に対する熱意、主に対する妬みという問題です。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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