2020年8月11日火曜日

【Daily Open Windows】8月11日

八月十一日

その主権は増し加わり、その平和は限りない(イザヤ九・七)

人間、世界と宇宙の創造という神の目的が実現されたその全ての目的は、キリストの中で神を知るということにあり、これは、もちろん、キリストを知ることを意味しています。神の御心、神の道、神の目的のあらゆる側面と細部は、主イエス様を知ることにつながります。人間の進歩とは全て、人生のあらゆる面で、このこと――主を知るということ――にかかっています。地上でのキリスト者としての生活は、絶え間ない成長と拡がりと前進の生活となるよう意図されていますが、実際にそのようになるのは、私たちが主イエス様の願いをよりよく知り、常に理解し続けていく場合に限られます。


私たちがこの世を離れ、この世の時間が永遠に代わるときが来ても、この前進は止まりません、『その主権は増し加わり、その平和は限りない。』主なるいのちに停滞が見られることはなく、主のいのちは、常に新しく、よりすばらしい完全さとかたちの中に現れ続けます。したがって、今、このときも、また、永遠にわたっても、キリストの知識が、成長と前進の奥義であり、天でもそのまま続き、永遠の時間があっても、この知識を使い尽くすことはできません。・・・・

主が、これほどに広大で、壮大なお方であり、多くの面を持つことを知りながらも、私たちには、一度にひとつの面から主を見ることしかできません。主をあらゆる角度から見るためには、その周辺を動き回ることが必要です。今の私たちは、主イエス様をたくさんの角度、たくさんの視点のうちのひとつから見ていますが、これは、主のおどろくべきご性質のある限られた側面に過ぎません。その性質とは、ご自身がその人格と働きにおいて、永遠で天的な秩序とつながっているということです。主は、そのすばらしく、また、複雑な神としての人格にあって、天の大いなる秩序のすべての原理と法を、ご自身の中に具現化された方です。すべてのものがキリストと調和し、主の性格を受け継ぐとき、その全体は、栄光に満たされ、調和して、ひとつに結びついた栄えある統一体として完成させられます。・・・・私はただ、それを通して宇宙を見ることができる窓を、あなたの前に開いただけです。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

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