2020年12月22日火曜日

【Daily Open Windows】12月22日

十二月二十二日

御子を私のうちに啓示することを(神が)よしとされた。(ガラテヤ一・十六)

人に向かって、もっと完全な啓示があるまで、何かをすることをやめたほうがよい、啓示だけが真の解放を成し遂げてくれるから、などと忠告するのは、無益で危険なことです。・・・・私たちの中に、そのまま当てはまる人は多くはないかもしれませんが、この大きな原則をしっかり、心にとめていただきたいと思います。今のあなたには、ユダヤ教や律法主義などから解放される必要はなくても、大切な原則として、あらゆる意味での増加、進歩、拡大、成長、そして、成熟のためには、心の中に、イエス・キリストの新しい面が途切れることなく現わされていくことが不可欠であり、そして、あなたも私も、もう全て知っている、これ以上、知るべきことは何もないということには、決してならないのです。中には、今年は、これまでの全人生で過ごしてきた年月よりも、主イエスの意味を理解できたと、心から言える人もいるでしょう。あなたは、そう言えるでしょうか?

心の中に、イエス・キリストの啓示が広がっていると認めることができるのは、何よりも幸せで、何よりもすばらしいことです。神としての立場から、主が伝えたいと願っていることを、あなたはひとつづつ理解してゆき、そうする中で、主イエスがますます盛んになってゆきます・・・・すなわち、それは、御霊の実――愛です。心の中に、イエス・キリストの啓示が増し加わることは、主イエスの愛、御霊の実が増し加わることです。あなたは、自分の心が日増しに主の愛の制約を受けていること、そして、愛の無さが主の愛に従うものになってきたことに、気づいているはずです。今日、主イエスの中に、今までにないほど大きな喜びを見出すのは、主とは何者であるか、あなたの目に、よりはっきりと見えているからです。これは、実際に生活の中で起こっていることです。これが、霊的な成長です、『御子を私のうちに啓示することを、神がよしとされた・・・。』神の究極の目的に至るためには、心の中に、こうして絶え間なく、新しいキリストの姿が現れてゆくことが、とても大切です。

Daily Open Windows ―― T・オースティン-スパークス

0 件のコメント: