十二月三十一日
まことに、まことに、あなたがたに告げます。天が開けて、神の御使いたちが人の子の上を上り下りするのを、あなたがたはいまに見ます。(ヨハネ一・五十一)
よみがえりのキリストが意味するものは、開かれた天です。油注ぎの御霊が私たちの上にのぞむのは、十字架にかけられた方がよみがえるからです。御霊は、神の御子が私たちのために開いた天を出て、私たちのところに来ます。・・・・主イエスは言われました、『その方、・・・・御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。』そして、ヨハネは、このことばを裏付けています、『キリストから受けた注ぎの油が・・・すべてのことについてあなたがたを教えるのです。』上り下りする御使いたちが、これを象徴しています。私たちが交流しているのは御霊ですが、キリストは地から天へと届くはしごです。このはしごはどこにあるのでしょう?この世ではありません。このはしごは、私たちの心の中にかけられています。それは、私たちの心の中にいるキリストです。天から私たちの心へと開かれた道があり、キリストご自身が、私たちを神の臨在のただなかへと導いています。御霊は、キリストとのつながりの中で動き、キリストが御父との交わりの中におられるように、私たちをキリストとの交わりへと導きます。